これは妾の独り言… 聞く者はおらず、知る者は少ない 故に、これは独り言。 誰も知らない歴史。 誰も知らない物語。 そして、妾ですら真か虚か判別できぬ。 まぁ、語ったところで意味は無いのだがな… ――それでは語ろう… なに、聞く物もおらぬ独り言… 一時の戯れにはなるだろうさ… それでは、はじまり、はじまり… next