ある二人の表影
前書き&訂正と御詫び
このSSは「影で眠りし二人」と「夜にも奇妙な一日」の続きとなっております。
もし読んでいなければ、先に読んでおくことをお勧めいたします。
読んだ方は、稚拙な駄文ですがどうぞ……………っと、その前に訂正が一点。
以前の「影で眠りし二人」において、『殺害衝動』と在りましたが『退魔衝動』に修正したいと思います。
『殺害衝動』でもまぁ良かったんですが…………ともかく、今回から『退魔衝動』に改めさせていただきます。
では、本編へどうぞ………………。
ある二人の表影
今日もまた、部屋の主は一人の男を待っていた。
その男とは現で逢うことが許されない存在。
自分とはある種、対極に位置する存在なのだが………いや、だからだろうか?
誰よりも自分に近く、そして彼女自身も共に在りたいと願った唯一の人物。
それが――――――
ガチャ
「待ったか?」
部屋の扉を開けて入って来る者など彼女が知る限り、一人しかいない。
そしてその人物こそが、彼女が心待ちにしていた人物でもある。
「そうだな、少々待たされたな―――七夜」
「そうか、すまなかったな―――朱い月」
待ち人は七夜、待っていたのは朱い月。
あの日以来、夢と現の狭間で逢瀬を重ねている二人だった。
「さて、今日は何の話をしようか―――」
二人の逢瀬は、主に語らいだった。
朱い月の持つ膨大な知識を七夜が聞き、七夜はその中から興味のあったことを質問する。
これが二人にとっての逢瀬だった。
この二人の関係を言葉にするならなんだろうか?
友人?
否―――友と呼ぶには、余りも近い。
ならば恋人?
否―――恋人と呼ぶほど、甘い関係でもない。
だとすれば……………半身だろうか?
―――その表現が、一番近いのかもしれない。
朱い月と七夜は遠いようで近い、近いようで遠い。
一枚のカードの表と裏………決して交わらないが故に、彼らは最も近い位置に居た。
「ふむ、そこを詳しく聞かせてくれないか?」
「いいだろう、それは――――――」
声に出して笑うことは無い。
だが、二人の表情は限り無く穏やかであり、楽しそうであった。
二人の関係を言葉にするなど、愚かなことだったのだろう。
そんな理屈など、今この瞬間に比べればどれほどの価値があろうか?
この瞬間を比べれば、どんなに高価な物であろうと、どれほどの名誉であろうと瑣末なことに思える。
そんな大切な時…………その時は、唐突に終わりを告げる…………。
「ッ!!」
「!? どうした、朱い月!!」
突然驚愕の表情と共に立ち上がった朱い月に、七夜が鋭い声と共に立つと臨戦態勢に移行する。
「何者かが此処へ侵入してくる」
「此処に………? 何故?」
「分からぬ。
だが、容認することも出来ん」
厳しい声と共に、表情を引き締める。
その厳しい表情は驚くほど美しい。
二人の厳しい視線が、この部屋の唯一の扉に集中する。
やがて足音が聞こえてくる。
一つ………二つ………いや、三つの足音。
人外とも言うべき二人の聴覚は、確実にその存在を捉えていた。
その中でも一番速い者が、遂に扉の前まで来た。
扉一枚隔てた先に、侵入者が居る。
僅かにある緊張…………そして侵入者は乱暴な音と共に扉を開ける。
バタンッ!!
「奉行所だ!! 神妙にお縄をちょうだいしろ〜!!」
侵入者は、何故か奉行所(?)だった。
余りに予想外の出来事に、二人が完全に固まった。
呆然としているところに、残りの侵入者がやってくる。
「何やってるんだ、このバカクェイド!!」
スパーン!!
小気味の良いハリセンの音色と共に二人の思考が、漸く再起動を果たす。
落ち着いて見れば、侵入者の三人は見知った顔だった。
最初に入ってきたのが、朱い月の表である『アルクェイド・ブリュンスタッド』。
そしてそのアルクェイドにツッコミを入れたのが、七夜の表である『遠野
志貴』。
そして最後に入ってきたのが、元アルクェイドの使い魔であり。
現在、遠野
志貴の使い魔である夢魔の『レン』だった。
「いったーーい!!酷いよ志貴………って、あれ?」
ここにきて漸くアルクェイドも朱い月たちを認識したようだ。
アルクェイドにとっても、この二人の姿は予想外だったのかフリーズする。
完全に固まったまま、暫し互いの顔を見合わせる四人だった。
「………で? 何故に此処へ来たのだ?」
大き目のテーブルを囲い、四人は椅子に座っている。
再起動を果たした四人は、一応名前を尋ねた後に話合いをすることにしたのだ。
「実は………先日、俺とアルクェイドがデートしている所を見られたんだ。
アルクェイドの髪が長かったらしいけど、間違いなく俺達だったって。
まぁ、それ自体は良いんだ。
問題は、それが秋葉たちの耳に届いたことなんだ。
何故かそのことで皆が激怒して、俺とアルクェイドは吊るし上げを喰らったんだが………そのことに見に覚えが無いんだ。
で、俺とアルクェイドでその原因を究明してたら…………」
「此処に辿り着いた………と、言うことか」
その方法に関しても、この場に居るレンのことを考えれば悩むことなどない。
この中の約一名を除いて、動揺している者は居ない。
初めこそ驚いたものだが、見慣れてしまえば如何と言うことも無い。
が、やはり約一名がこの状況に馴染めず、癇癪を起こし始めていた。
「そんなことはどうでも良いの!!
ようは、あんた達の所為で大変な目に遭ったんだから!!
妹は髪を紅くして(檻髪)略奪してくるし!!
デカ尻エルは聖典(第七聖典)で襲ってくるし!!
シオンは黒い銃(ブラックバレル・レプリカ)で撃ってくるし!!
ヒスイは変なの(…多分、食べ物?)を食べさせようとするし!!
コハクは危険な薬(一番ヤヴァイ)を投与しようとしてくるし!!
散々だったんだからね!!!」
アルクェイドの叫びに朱い月、七夜、志貴は思わず嫌な汗を流す。
レンは必死に耳を押さえ、聞かないようにしている。
上記の五人からのお仕置きは想像を絶していた。
もしアルクェイドが真祖……さらに特に強い力を持つ存在でなければ確実に消滅していただろう。
無論、お仕置きは志貴にも執行されたのだが、志貴には肉体的にではなく精神的なお仕置きだった。
何はともあれ、アルクェイドの怒りは一向に収まらず増加の一途を辿っていた。
「それは忘却の彼方に追いやるとして………真祖の姫よ、先程の発言は何だ?」
「先程?」
「もしかして……『奉行所だ〜』とかいうのじゃないのか?」
割と分かりやすい話題転化だったが、アルクェイドはあっさりと乗ってきた。
こういった深く根に持たないところが、彼女の美点であると言えるだろう。
「あぁ、アレ。
実は最近よく見てるんだよ、時代劇だっけ?」
アルクは宿敵であった『蛇』との戦いの後、城に帰り永久の眠りに就くはずだった。
しかし志貴と共に在ることを望み、日本に滞在しているのだが…………とにかく暇なのだ。
その為、アルクェイドはテレビばかりを見ている。 先程の発言にはそういった背景があった。
「まったく、御主は要らぬ知識ばかり得おって…………」
「むー!何よ〜、そんなの私の勝手じゃない」
「そうはいかぬ。 御主の身は私の身でもあるのだからな」
朱い月の言葉に、あからさまに眉を顰めるアルクェイド。
どうやら朱い月に対して、アルクェイドは余り良い感情を持っていないようだ。
「違うわよ!! 私の身体は志貴のモノなの!!」
「ブフッ!!! な、何言ってんだこのバカクェイド!!!」
アルクェイドの余りな発言に、志貴が噴き出す。
そして猛然とアルクェイドに怒鳴った。
「ふむ、確かに………その発言には一理ある」
「朱い月まで!? 否定してくれよ!!」
「御主の日頃を振り返ってから言うのだな」
志貴の悲痛な叫びは、朱い月によって冷たくあしらわれる結果となった。
「う、うぅ………酷い………」
ポム
「……………」
「れ、レン。 ありがとう、君だけだよ俺の味方は」
無言で肩に手を置くレンに、思わず男泣きをしてしまう志貴。
そんな志貴の姿を、七夜がヤレヤレと言った表情で見ていた。
「そういえば…………志貴に似ているあなた誰?」
「ん?……吾のことか?
吾は七夜、其処の志貴の影に当たる存在だ」
じ〜っと見てくるアルクェイドに、七夜は端的に説明する。
「ふ〜ん………私から見た朱い月みたいなモノなの?」
「違うな。御前達の場合、アルクェイドという『個』の中に、朱い月という『個』が同居している。
だが、吾と志貴の場合は違う。
元々、吾という『個』が存在した。 そして吾はある時を境に封じられたのだ。
その時生まれたのが志貴だ。 初めの志貴は『個』の薄い存在だったが、時を経て完全な『個』を確立したのだ」
七夜の淡々とした説明にアルクェイドは興味深そうに聞き、朱い月は眉を顰める。
そして志貴は……………驚愕を貼り付けた表情で、呆然と話を聞いていた。
「つまりだ……吾という存在から派生した『個』が、志貴という『個』となったわけだ」
「…………それは……」
「その先は言葉する必要は無い。 汝の心中は罪悪感で埋め尽くされているな………」
そう、志貴の心は罪悪感で支配されていた。
志貴の所為では無いとはいえ、志貴が生まれたからこそ七夜を半ば殺したと言えなくも無い。
そんなこと全く気にしないような性格だったならば良いのだが、志貴は生憎とそうではなかった。
「すまない……………その、色々な意味で……」
謝罪………そこに込められた意味は様々。
或いは、殺してしまったことへの。
或いは、その事実を知ってもなお譲れぬことへの。
「気にするな。 吾は元より現世への執着が薄かった。
何より――――――――失ったからからこそ………得られたモノもある」
その刹那――――誰にも気づけないほどの一瞬。
確かに七夜の視線は朱い月に向けられていた。
誰にも気づけないはずの視線に、不思議と朱い月だけが気づいていた。
(今…………私を見た?
失ったからこそ、得られたモノ…………フフッ、確かに……私も得たな。
とても………とても掛け替えの無いモノを)
朱い月が得たモノ……それは友か? 恋人か? 半身か?
それが何なのかは、彼女自身分からない。
でもそれは――――――――とても掛け替えの無いモノ。
「それで、汝等はどうするつもりなのだ?
嘗ての一件…………吾等と知り、謝罪を求めるならば謝罪をしよう」
「ん〜、別にいいわ。
ただ気になっただけだし、志貴の浮気じゃなかったし」
「オイ!」
アハハ〜と笑いながらアルクェイドは無垢な笑顔を見せる。
が、その発言には志貴のツッコミが入る。
短時間の内に志貴は、ツッコミ役が板に付いてきたようだ。
クイクイ
「…………」
「ん? なんだい、レン」
「………………」
「え、え〜っと何て言ってるか分かんないんだけど………」
「………………」
無言で志貴を見続けるレン。
そんなレンが、何を意図してやってるのか分からず困惑する志貴。
その様子をアルクェイドが不思議そうに見ている。
「どうしたのよ、レンの言葉が分からないの?」
「え? アルクェイドには分かるのか?」
「分かるわけ無いじゃない、レンと契約したのは志貴なんだもん」
あっさりと志貴の問いを否定するアルクェイドを尻目に、七夜がレンに近づく。
ビクッと身を竦め、七夜から離れようとするのだが。
七夜はそれよりも一瞬早く膝をつき、視線をレンの高さに合わせた。
「時間が無いというのはどういうことだ?」
「え? 分かるのか?」
「……………………」
「なるほど、そうか。 分かった、志貴には吾から伝えよう」
軽く、七夜はレンの頭を撫でてやる。
レンは気持ち良さそうに七夜の手を受け入れた。
「さて、志貴………っと、如何したのだ? 朱い月」
「別に…………何でも無い」
剣呑な目で睨んでくる朱い月に、七夜が疑問を投げかける。
だが、朱い月は冷たく答えるだけだった。
七夜は朱い月の状態にやや気になったものの、時間が無いという事もあり、取り敢えずは置いておくことにする。
「志貴、レンの能力で此処に来たようだが………それも限界だそうだ。
この場が特殊らしく、これ以上此処に居るのは危険だとレンが言っている」
「そ、そうなんだ。 ……って、どうしてレンの言っていることが解るんだ?」
「能力は、吾の内に在る。
つまり魔力回路、直死の魔眼、七夜の退魔術などは志貴ではなく、吾が持っているのだ。
よって志貴は吾から能力を借りているにすぎん」
七夜の説明に、アルクェイドが不思議そうな顔になる。
「それって………何でそんなに面倒なことになってるの?
全部志貴にあげちゃえば良いのに…………」
「それは出来ぬ。 もし、そんなことをすれば汝等は共に居られなくなる」
七夜の答えに、志貴とアルクェイドの二人は驚愕に目を見開く。
「「どうして!?」」
二人の驚愕声と共の問いに、七夜は静かに答える……。
「吾が有するのは能力だけではない。
吾が有するのは本能もまた…………有しているのだ」
「本能……………それって!?」
「『退魔衝動』…………」
アルクェイドの気づいた驚愕を、志貴が引き継ぐ形で呟く。
だが、それは………………。
「ずっと…………ずっと堪えていたのか? 『退魔衝動』を…………」
愕然とした……震えた志貴の声。
信じられない………志貴とアルクェイドが愛し合っている間も、一人耐えていたのか? 七夜は?
「………………………喋りすぎたか………。
時間も無い、志貴よ。 今宵は帰るが良い」
「待ってくれ!! 七夜、アンタは!!」
「レン!!」
七夜の鋭い声と共に、志貴とアルクェイドの姿が急速に薄れて消えた。
気づけばレンの姿も無いので、現に帰ったのだろう。
残されたのは二人の影たる朱い月と七夜の二人…………。
「ふぅ………これで静かになったな」
「七夜…………志貴の言っておったことは本当なのか?」
「……………そんなことよりも、話の続きを……」
「七夜!!」
凛とした声と共に、朱い月の紅玉の様な瞳が七夜を射抜く。
七夜は何も語らない………。 それを見て朱い月は目を伏せ、やがて口を開く。
「私は…………御主が使い魔の頭を撫でているのが不愉快だった」
突然の告白…………。 その意図が解らず、七夜は困惑した表情になる。
「だが、それ以上に………御主が、私に隠し事をしているのが耐えられぬ」
朱い月の小さいが、はっきりとした声。
その声は確かに七夜の耳に届き、七夜は驚きに目を瞬かせる。
「これは私の意見である以上、御主に押し付ける気は無い。
ただ、今の私は非常に不愉快に思っている……………」
「フッ…………」
本当にズルイな………、そんな感想が七夜の心に思い浮かぶ。
七夜は朱い月が好きだ。 無論、likeでは無くloveの方である。
そんな彼女に、こんな風に言われては言うしかない。
何より…………………七夜自身も朱い月に隠し事はしたくない。
「本当だ。 志貴の言っていたことはな」
そう、七夜はずっと耐えてきたのだ。 『退魔衝動』から。
考えて見れば当然のことだ。
『退魔衝動』とは本能。 本能とは血に刻まれるもの。
つまり精神に関与するわけでないのだ。
よって志貴だから、という理由で『退魔衝動』が無い理由にはならないのだ。
「私が笑っている時も、私と別れた後も、御主は一人…………苦しんでおったのだな」
「然したる事ではない。 表に出ぬ限り、ある程度は軽減される」
震えた、弱々しい声。
涙を流さず、声で泣くかのような朱い月に、七夜は出来る限り優しく言う。
「私達は………………出会わなかった方が幸福だったのかもしれぬな」
それは弱音。 初めて見る朱い月の弱音。
その弱音は、七夜の怒りを買うに充分だった。
「ふざけるな!! 朱い月、貴様は何を言ったか分かっているのか!!」
感情自体が希薄とも言える七夜が、此処まで激昂しているのはかなり珍しい。
荒れ狂う感情は七夜自身にも驚きだったが、それ以上に朱い月の発言に対して怒りを覚えた。
「吾は、悠久であったはずの孤独の中で汝と会えた。
……………………それは…………………幸福ではないのか?」
寂しげに呟かれた言葉に、朱い月は自己の愚かさを知り、自己に怒りを覚える。
何て愚かなことを考えたのだろう。
そして、あの時と立場が反転したことが酷く面白く、ある一つの感情が芽生えた気がする。
「真逆だな、あの時と……………」
「ん? あぁ…………そうだな、あの時は吾が叱咤されたのだったな」
そういえばそうだ、という表情で七夜は僅かに頷く。
そしてその先………、この後はどうなるかも………。
「すまなかったな。 私が愚かだったようだ」
「まったくだ」
「それにしても…………本当に真逆だな、あの時と」
僅かに懐かしむような朱い月の言葉に感情を抑え、七夜は落ち着いた声で同意する。
「確かに、ここまでは吾と同じだな」
「そして…………………この後も同じだ」
「何? では…………」
「私も惚れたようだ。 七夜、御主にな」
愉しんでいる様な朱い月の言葉に、七夜の顔に思わず笑みが浮かぶ。
「ほぅ、吾の想いが届いたかな?」
冗談めかしたような七夜の言葉に、ムッとする朱い月。
「ふん、私は安い女ではないぞ。 私が惚れたからといって御主に媚びることは無いと思え」
「それは重畳。 吾としても媚びた汝などに惚れたわけではないのだからな」
互いの顔に浮かぶのは、挑戦的な微笑。
想いに優劣をつけるなど愚行、ならば競うならば弱味だろう。
『惚れた弱味』という言葉もある、ならば相手は何処までの弱味を見せる?
互いに影に潜む存在故に、こんなところにすら愉しみを得ようとする。
どこまでも似て非なる二人だった。
「吾等は似ているな、朱い月」
「確かに…………最も対極に在るが故に、私達は誰よりも近い処に在るな」
七夜と朱い月。
二人の歯車は今、この時から動き始めたのかもしれない………………。
後書き
どうも前回の「影で眠りし二人」が予想外の反響で驚いている、放たれし獣です。
今回のコンセプトは「関係」です。 志貴と七夜の関係もですが、七夜と朱い月の関係も変化しました。
まず志貴と七夜に関しては、私が疑問に思ったからです。
本能に在る『退魔衝動』が、記憶を失ったからといって無くなるのは可笑しいと思いました。
事実、原作ではアルクェイドを一度「殺して」いますから無くなってはいませんよね?
なのにアルクェイドと普通に(18歳未満お断り)してます。(爆
では、その理由は? と、考えましてこういう設定となりました。
そして七夜と朱い月の関係も一歩前進。
これまでは七夜は朱い月のことが好きでしたが、朱い月は別に普通。(多少は意識してたかな?)
で、今回で感情を覚えました。 痒くなりますが「愛」って奴ですよ(恥ッ!!
まぁしかし、読み返して見ると
ヤマ無し!!オチ無し!!意味無し!!
…………って感じだなぁ(苦笑
あ、そういえば意味はあったな。 これの続編への閑話としての意味が(爆
それにして、絶対に続かないとか言っといて書いている私は何なんでしょうねぇ(笑